扉を開けたら転売屋。オシャレする資格はどうやら無いらしい
今日は競売物件周辺の不動産屋に密な聞き取りへ行きました。
事前調査の段階でも賃料などの目安は聞いていたのですが、リフォームのプランや出口戦略のための売却価格想定など、あやふやだった部分に道筋をつけるのが目的でした。
まず訪れたのが、Googleマップ検索で物件から一番近くにあるらしい不動産屋。
賃貸などの物件情報が掲示されておらず、どんなお仕事をしてるか想像もつかないまま突撃しました。すると、
競売専門の転売屋さんだった
のです。
昔ながらの不動産屋さんといった堂々とした態度のおじいさんで、(あら?歓迎されてないかな?)と思いながらも経験を積むチャンスを見逃すのは勿体ないので、鈍感な振りをして色々と尋ねてみました。
すると、態度とは裏腹に色々とおしえてくださるではないか。下水工事の相場から、おじさまが所有した場合の仮想戦略まで。
その後、現在実務を引き継がれているらしい息子さんが現れ、その方の意見もとても参考になりました。
競売転売専門のお二人分の意見を聞けるというのは生々しくも実務的でとても貴重だと思いました。
内情をさらして得た結論は、「少なくとも損はせえへんよ」とのことです。
ただ、案の1つにあったオシャレにリフォームして差別化&賃量アップ作戦に関しては「やめとき。安く仕上げて安く出すべきや」と、切って捨てられました。
この点においては、その後に行った賃貸不動産屋でも同じ意見です。箱の性質ってもんがあるんですね。
ただし、せっかくリフォームするならどこかしらに個性的な魅力をねじ込みたいところです。
経費との兼ね合いで悩ましいところになりますが、私の小さな武器は家具職人としての技術力だと思いますので、それをうまくリフォームに落とし込むことが今後の不動産生活の1つの課題でもあります。
元所有者さんとの交渉も目処がたちそうなので、いよいよ動き出しそうですが、その前にちょっくらスキル振りしてきます。