無属性から始まる不動産生活

属性ゼロの元家具修復士が挑む不動産経営ログ

単独浄化槽と合併。下水接続料金の違い

今日は子供の予防接種と子守りに従事しつつ、競売物件近くの指定下水工事業者に電話でお話をお伺いしました。

 

単独浄化槽と合併浄化槽。下水接続料金にかなり違いがあった。

家庭排水は大きく分けて2つあるそうです。(雨水もいれると3つですが)

便所とそれ以外ですね。

単独浄化槽は便所からの排水のみが繋がっていて、キッチンや浴室などの排水は別のところにドバー。

合併浄化槽はすべてが繋がっている。というようなことでした。

工事料金の違いは、宅内の配管の仕方がそれぞれ異なることからおきるものらしいです。

合併であればすでに排水が一ヶ所にまとまっていますから、そこから道路側にある下水本管へとつなぐだけでいいのです。

一方単独はというと、現状二ヶ所以上の排水の出口があるわけですから、まずはそれらをまとめあげた上で下水本管へとつながなければいけませんので、宅内の配管をやり直すか、建物の外側で合流させる必要があるんですね。

つまりはその分だけ床のやり直しであるとか、土の掘り起こし、配管を安定させるために砂をいれたり、残土や廃材の処理費用が嵩むようです。

今回の場合、かなりざっくりとした見積もりでは、単特40万。合併20万。倍も違います。そしてそれぞれに七万円の分担金という市へ払うお金もかかるわけですな。

物件自体が安いことから、約50万ともなると全体の費用の何パーセントになることやら。

しかもだ。この地域はほとんど単独浄化槽らしく、まぁほぼ100%単独だろうねとのことです。

なんとか自分でやりたいところですが、下水の工事は指定業者しかできません。

宅内の配管だけでもやりたいところですが、なんとかならんかねぇ。